大垣の料亭助六のちかげ女将です
夏の名物として人気である“鮎の塩焼き”。鮎は夏の魚だと思いがちですがそうではありません。秋の鮎は“落ち鮎”と言いましてこちらもまた絶品なのです。
落ち鮎とは産卵のために川を下る鮎のことです。簡単に説明しますと、産卵を控えているメスは卵を抱いており、旨みが凝縮されているのです。お腹に卵をかかえているため子持ち鮎とも呼ばれますが夏の鮎とは味が異なり、オスも熟成した旨みが増しております。大きさも、夏の鮎より大きいですね。
プチプチとした卵の触感や食べ進むにつれて白身と卵が口の中で混じり合う絶妙な味わいをご堪能していただけるのは今だけです。
料亭の女将は短い一生分の旨みが凝縮された鮎を美味しくいただきます。
大垣 接待