大垣の料亭助六のちかげ女将です
今日も素晴らしいお客様にお越しいただき学びをいただきました。
「動物の世界では生命力の強い者が残ると言われている。しかし本当のところは環境に対応する能力のある動物だけが生き残る。人間もまさしく動物、我々も環境に順応 すなわち時代の流れに合わせ、乗っていかなければ会社は存続しない。我々がなぜ?と思うことも現実に起こりうる世の中。間違っているとか、おかしいのではと言っているのではなくそう言う時代なんだと受入れ企業を動かすのだ。今の時代を把握することが大切だ。」と宴が始まる前におっしゃったお言葉に感動をした一瞬でした。
以前にも、老舗の羊羹の企業は「伝統は守り味は時代と共に変えていく。守るものは守り買えていかなければいけないものは変化させる。」と言ったお話しをお客様からお聞きしました。老舗と言う位置に胡坐をかかず時代と共に味を変えていく柔軟性のすばらしさを教えて頂いたことを思い出しました。
世の中は、何が流行っているのか、何をお客様は求めていらっしゃるのかを瞬時に把握し自社に取り込んでいく企業が残るのだと今日も改めて学ばさせて頂きました。
料亭は素晴らしいお客様に恵まれて時流を感じられる場所。普段お目にかかれない地位のお客様にお目にかかれて学ばさせて頂ける女将。女将業は本当にありがたい職業です。感謝でいっぱいです。
料亭の女将はお客様に育てて頂き伝統を守っていきます。