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大垣の料亭助六のちかげ女将です
和室には座布団がございますよね。
座布団にも知って得するマナーがございます。
まず、座布団は勝手に座ってはいけません。
座布団は挨拶をした後、勧められてからお礼を言って座ります。
改めて挨拶する場合も、座布団を外して行います。
座布団には座り方があります。
以上のように、体位を座布団に向かって斜めにし、手を握りこぶしにして身体を支え、少し座布団に乗ります。
畳に両手をつき、座布団の真ん中に身体を移動させます。
また座布団は、勝手に動かしたり裏返したりしてはいけません。
座布団には表裏・前後が決まっています。
座布団の中央の房から糸が出ている方が表、縫い目のみが裏です。
縫い目がない一辺が正面となり、正面が座った時の膝の位置にくるように配置します。
このような行為もしてはいけません。
座布団を踏んでしまうと、中の綿を潰してしまいます。
また座布団をまたいでしまうと、物を大切にしていない印象を与えてしまいます。
ぜひ美しい座布団の扱い方をご家庭で練習してみてください。
料亭の女将は、和のマナーを発信しています
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