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ふぐの美味しい季節ですね。
この時期のふぐも絶品ですが、
ふぐの旬は1月から3月。
この時期は産卵期となり、白子も成長し大きくなるため、入手困難な時もあります。
白子もまた、とても美味しいです。
ふぐの白子とは、ふぐの精巣のこと。
白子に毒はありません。
オスからしか取ることができず、且つ一匹から取れる白子の量は少ないため、
流通量も少ないのです。
そのため、ふぐの中でも最も高級食材として扱われます。
毒の卵巣を持つメスよりも、白子を持っているオスの方が高価です。
調理方法としては、
湯通しした白子をもみじおろしとポン酢でいただく湯引きや、
そのまま白子を焼いたり天婦羅や唐揚などの揚物などがあります。
ふぐの白子は独特の食感と、
他の魚では味わうことのできない濃厚な味わいが楽しめるので、
シンプルな調理法がうってつけです。
日本酒にもよく合いますよ。
これからの季節、熱燗とご一緒にいかがでしょうか。
料亭の女将は、ふぐの白子が美味しい季節が待ち遠しいです。
