本日は「皐月鱒」をご紹介します。
5月頃になると、
川を遡上してやってくる皐月鱒。
皐月鱒は、
アマゴの降海型の魚です。
渓流域で春に孵化したアマゴの一部が、
翌年の秋ごろになると、
海水の浸透に耐えるため、
身体の色が銀白色化し、
11月~12月の出水に合わせ、
海を目指して川を下っていくのです。
そして大きくなった皐月鱒は、
生まれ育った河川の渓流域まで遡上し、産卵します。
岐阜県内では、
皐月鱒は長良川・揖斐川・木曽川に生息します。
絶滅危惧種でありながらも長良川は、
全国の中で漁業が許されている川の一つとなっています。
皐月鱒の数を増やすため、
稚魚の放流が積極的に行われていますが、
まだ皐月鱒の希少性の高さから、
高級料亭でしか見られない
希少性の高い食材として扱われています。
勿論助六でも仕入れております。
是非旬ならではの皐月鱒を、
助六でご賞味下さいませ。
お待ちしております。
和食を楽しむ料亭の女将は、旬の食材をいち早く取り入れます。