本日は「お顔合わせ」のマナーをご紹介いたします。
「お顔合わせ」とは、
結納のような儀式的な部分は省いて
両家の親睦を深めることを大きな目的です。
お互いの家族を紹介しあったり、
一緒に食事をともにすることで人柄を知ることができます。
所要時間は2時間半前後が目安。
歓談を楽しみながら料理をじっくり味わい、
婚約記念品交換なども取り入れるとこのくらいの時間は必要になってきます。
流れとしましては、
1 待ち合わせ
2 はじまりの挨拶
3 家族紹介
4 婚約記念品のお披露目
5 記念撮影
6 乾杯・会食と歓談
7 結びの挨拶
の流れに沿うとスムーズです。
そして、これだけは気を付けておきたいこと。
1.手土産の準備
金額は3,000円~5,000円ほどが相場。
両家で同じくらいの金額になるように調整するのが◎
手土産の品物としておすすめなのは、
日持ちするものや縁起の良い食べ物、話の種になる地元の名産品など。
2.服装
・彼、父親・・・ブラックスーツかダークスーツ
・彼女、母親・・・上品なワンピースや落ち着いた色味のスーツ、または振袖、訪問着、色留袖などの和装
この2つはしっかりと決めておくと相手にも失礼が無く
好印象にもつながります。
顔合わせ食事会は普通の会食とは異なり、
「両家の顔合わせ」が目的なので、
きちんと準備して臨みましょう。
和食を楽しむ料亭の女将は、結納がスムーズに進むよう、精一杯サポートさせていただきます。