会席料理といえば、
必ずと言っていいほど出てくる「お刺身」。
様々な海の味覚が楽しめて、
小さなお子様から幅広いご年齢に愛される一品です。
さてあなたはこのお刺身、
出されたときにどのようにして食べられますか?
本日は、お刺身を一番美味しく感じる、
ベストな食べ方をご紹介致します。
まず、お刺身の一人盛は手前から、
盛り付けを崩さないように食べていきます。
盛り合わせの場合は、さっぱり味の白身から、
トロのようにこってりした味へ食べ進めると、
最後まで美味しく食べられます。
その時の醤油の小皿は、
手に取って食べると、醤油垂れを防げます。
手皿を使うのは不作法ですので、お気をつけくださいね。
またわさびは、醤油に溶かすのではなく、
刺身に少量を付け香りを楽しみながら、
食べて頂くとより美味しさを楽しめます。
冷蔵庫が無かった時代は、
わさびは生ものを食べるための、
毒消しの役割がありました。
魚の臭みを緩和してくれますよ。
さいごにお刺身には、穂紫蘇やたでなどの薬味が付いています。
これらは日本のハーブに当たるもので、
香り高く、刺身の旨みをより引き立ててくれます。
お刺身に乗せたり醤油に入れたりと、
アレンジを楽しみながら
是非お召し上がりください
これもまたオススメの食べ方です。
和食を楽しむ料亭の女将は、粋な食べ方で料理の味を何度も楽しみます。