日常やビジネスシーンで、
お客様にお訪ねいただいた際
当人が席を外しており、取り次ぎが必要な場面、
結構ありますよね。
そんな時、どのように対応されていますか?
急な訪問にも正しく対応ができるよう、
マナーを頭に入れておきたいですね。
本日は、取り次ぎの際のマナーをご紹介いたします。
まず、お客様が見えた際は
「失礼ですが、どちら様でしょうか」と一声かけ、
会社名、お名前、ご用件、お約束の有無をたずねます。
当人が席を外している場合は、
メモで知らせましょう。
この時、お待ちいただく場所などを確認します。
口頭で伝えるのはNGです。
また、複数来客者が見えた時は、
人数まで伝えます。
ご案内することを確認したら、
来客者にお待ちいただきます。
お待ちいただく際は、
「ただいま○○を呼んでまいります。しばらくお待ちください」とご案内し、
椅子に座ってお待ちいただきます。
立ったまま待たせるのはマナー違反ですので、気をつけましょう。
来客を長く待たせている場合、
「お待たせしております。もう間もなくまいりますので」など、
必要に応じ声を掛ける気配りも大切です。
また、お待ちいただく際のお茶だしについて
ご紹介いたします。
お茶をお出しする際は
「失礼いたします」と来客者に一礼してからお出しします。
この時お茶を乗せているお盆は、
サイドテーブルに置き、
茶托を両手でもって来客者の前に置きます。
お菓子をお出しする際は、
お菓子を先にお出ししてから、
お茶をすすめましょう。
またお茶は、
来客者から見て、お菓子の右側に出すようにしましょう。
急な来客の際、あわてず正しいマナーで、
取り次ぎを行いましょう。
和食を楽しむ料亭の女将は、美しいマナーで気持ちよく取り次ぎいたします。