本日は「赤貝」をご紹介いたします。
コリコリとした食感が美味しい赤貝は、
2月から3月の初春が、
身がぷっくりと肥えているため旬とされています。
鮮やかな赤色と歯ごたえのある身は、
磯の香りと甘みがあり、
香りも味も良い食材です。
身が赤い理由は、
ヘモグロビンに由来し、人の血液中のものとほぼ同じ成分だから。
ちなみにヘモグロビンが流れているのは貝類では赤貝の仲間だけだそうです。
ほかの貝類に比べ鉄分を豊富に含み、
タンパク質やカルシウムも多く、
栄養素がギュッと詰まっています。
近年では価格の上昇に伴い
手に入りにくくなっています。
そんな貴重な赤貝は、
造りや寿司のほか、
酢の物、酢味噌和えなど生食が一般的です。
助六では今月のお料理で、
赤貝を造りにしておもてなししています。
新鮮な素材そのままの旨味をご堪能いただけます。
是非助六で、旬の赤貝をご賞味くださいませ。
和食を楽しむ料亭の女将は、旬のお料理を毎月おもてなししています。