大垣の料亭助六のちかげ女将です
お客様に喜んでいただきました。
「玄関の外でお客様を5分前からお迎えしてくれてありがとう。」とお客様がお帰りになってからおっしゃってくださいました。
「女将のお客様のお見送りみてをうちの営業が女将を真似ているのが今日わかったよ。」ともおっしゃっていただきました。
何気ない毎日の習慣をお褒めていただけ女将冥利につきます。
ましてや、社員さんが私の行動を真似てくださったなんて。嬉しいかぎりです。
私のこの行動は実は母である大女将から学んでおります。
左から二人目が母です。
母は、先頭に立ちお客様を玄関に立ってお迎えします。雨が降ると傘を持って待っておまちしております。玄関の前の駐車場まで傘をさして車から降りられるお客様をお迎えに行きます。「大女将が傘をさして迎えに来てくれたから。大女将が、わざわざ玄関で待っててくれたから。」
と言っていただけるお客さんが大女将が80歳になった今でもいらっしゃいます。
「あなたのお母さんは素晴らしい人ですよ」
「助六が好きになったのはお母さんがいたからだよ」と今でも言っていただけます。
そんな母は私に、「こうしなさい」「ああしなさい」とは言いません。
自らの行動を見せて学ばせます。
お客様は見てくださってます。
女将は見られています。
料亭の女将は先代からと客様へのおもてなしを学んでいます。