大垣の料亭助六のちかげ女将です。
「アスパラガス」
年中出回っている食材ですが、実は今の時期が旬です。
助六のお料理にも登場しています。
ヨーロッパでは約200年前から薬草として使われてきた。
①貧血予防に一役買う
赤血球増加作用、鉄も多く含む「コバルト」と「葉酸」。
この二つの栄養素を併せ持ったアスパラガスは貧血の方へはもってこいの食材です。
②がんや老化防止
また、抗酸化作用を発揮する「カロテン」もアスパラガスの栄養のひとつ。
がんや動脈硬化の予防や老化防止の効果があります。
なんとカロテンと一緒に働くとより効果が高まる「ビタミンC」もアスパラガスには含まれています。
抗酸化作用が明らかになっていない時代にもアスパラガスの薬効が知られていたとは驚きですね。
アスパラガスから発見された成分、その名もアスパラギン酸
アスパラガスのあの特有のうまみはどこから来ているのでしょうか。
それは「アスパラギン酸」によるものです。
アスパラガスに豊富に含まれているこの成分はアミノ酸の一種で、大きく二つの効能を持っています。
①疲労回復
体内でエネルギーの代謝を活発にします。
尿の合成を促進する効果があるため、体内の毒素であるアンモニアを排出してくれるのです。
②美肌効果
皮膚の新陳代謝も活発にしますよ。
また、シミやソバカスの原因を除去する抗酸化ビタミンであるβ‐カロテン・ビタミンC・ビタミンEを全て併せ持っています。
さて、わたしもアスパラガスで健康と美肌を目指します。
お気づきかもしれませんが、わたしは健康に良い食材が好きです。
今後もいろいろな食材をピックアップしてお伝えしていきますので楽しみにしてくださいね。
料亭の女将の元気の源はアスパラガスにあり。