大垣の料亭助六のちかげ女将です。
5月になりました。
もうすぐでGW。大変わくわくしますね。
その反面、GWが終わる頃になると“五月病”というものに悩まされる人がでてきます。
五月病には筍ご飯。
集中力とやる気がぐんぐん溢れてくるすごい栄養素が含まれている。
筍には「チロシン」という成分が豊富に含まれています。
この成分は、タンパク質に含まれるアミノ酸の一種で、
やる気や集中力に強く関わるドーパミンなどの原料となるのです。
つまり、多くのチロシンを摂取することでドーパミンが増え、
脳が活性化し集中力ややる気が起きるというわけ。
筍の隙間には白い粉状のものがありますよね。
それがチロシンです。
水に溶けにくい性質のため、このように内部に結晶化して残るのです。
1日に120g、1時間に5gものブドウ糖を消費する大食いの臓器
この大食いの臓器とは、脳です。
体重のわずか2%の脳が、なんと全エネルギーの24%を消費しているんだとか。
さらに、脳が働くためのエネルギー源はブドウ糖だけなのです。
脳が正常に働かないのは、ブドウ糖が不足している証かもしれません。
そんな方におすすめなのが、まさに筍ご飯。
チロシンとブドウ糖が組み合わさると、より効率よく脳にパワーを送り込めるのです。
筍ご飯を食べて脳に十分なエネルギーを与えましょう。