大垣の料亭助六のちかげ女将です。
皆様はお料理屋さんへ行くとこのようなものを目にしたことはございますでしょうか?
「お品書き」や「お献立」などと呼ばれていますね。
料亭ならではのおもてなしの一つ。
一般的な居酒屋などではこのお品書きというものが
テーブルに並んでいることはめったに無いのではないでしょうか。
「次はどんな一品が出てくるのだろう。」
「この食材はなんだろう。」
「今は何品目なのだろう。」
コース料理を楽しんでいると、必ず上記のような疑問や不安を抱く方が多いはず。
それを解決してくれるのがこのお品書きの役割。
他の料理屋さんではあまり見かけることのない、料亭だからこそのおもてなしです。
お品書きがあることでお客様の不安は消え、安心を提供できます。
お品書きを手にとって、お料理についてのお話を楽しまれているお客様も多くいらっしゃいます。
その光景を目にすることがわたしはとても嬉しいです。
ほんの少しのことだけれど、無いよりもあった方がもちろん良いことですので、
お客様のためにできることは些細なことでも怠りません。