「風の噂で聞いたのだけど…」
「風の噂で知っていたよ」
日常的に、この様な日本語で会話をしていませんか?
違和感なく聞こえるかもしれませんが、
実は「風の噂」という表現は誤りです。
正しくは、「風の便り」。
「風の便り」と「人の噂」が 音の響きが似ていて、
造語になってしまったケースが「風の噂」。
「風の便り」で、噂という意味なので、
「風の噂」では意味が通らないのです。
もし、会話の中で使われる際は、
正しい使い方を思い出してみて下さいね。
和食を楽しむ料亭の女将は、美しい日本語でお話いたします。