税金の勉強をするようにと、30年前お客様から紹介を受けて大垣法人会の女性部会に入会しました。月日が経つのは早いものであっという間です。税金の勉強、人との出会い等勉強をさせて頂き、今の私の基礎となっています。
先日講演会がありました。若くしてご主人を亡くした事業家の女性の方のお話しです。会社を引継ぎ社長に就任されて33年だそうです。お姑さんの介護、事業転換の話、従業員との闘争などの経験をお話しいただきました。女性として大変お手本になるお話しで私の心に残った話が2つあります。
「誠意」があれば人には通じる
お姑さんの介護をして最後をみとるときに感謝を言っていただいたこと。それを聞いて洗面所で涙が止まらなかったと。お舅さんもなくなる前に遺言を書いて下さったとも。
また、事業転換する際の従業員との話し合いに時間をかけ要求をすべてのみ、転職の斡旋も最後の一人まで世話をした。
人に誠意を尽くして答えれば必ず人には通じると。
女性の使い分け
女性で社長職をしていくには、
取引先、協力会社に対しては対等に話をできるように勉強をして強い女性の面を見せる。
銀行、税務署などにはか弱い女性の面を見せて金利を下げて頂いたり、相談にのっていただく。
「この二つの面を上手く使い分けることが大切ですよ」
という二つの話でした。
何事にも誠意ある対応を忘れずにしていきたいです。
料亭の女将は着物を着た強い男です。