四月といえば新しく生活が始まる時期です。
新しい会社や学校など、環境が変わると
人間関係も大きく変わりますよね。
本日はビジネスシーンで使う言葉についてご紹介いたします。
仕事でいつもお世話になっている取引先や、
上得意の顧客に対し、挨拶をする機会が必ずあります。
直接顔を合わせる場面だけでなく、
メールなどでも必ず挨拶は必要です。
挨拶で、
「いつもありがとうございます」と相手に感謝の気持ちを伝える時、
「いつもお引き立ていただき、ありがとうございます」という表現を使いましょう。
「引き立て」は、人を重んじて特別に挙げ用いること。
特に目をかけること、贔屓にすることです。
ちなみに、得意先だけでなく、
広くお客様向けに使う言葉では
「ご愛顧いただきありがとうございます」
という言い方があります。
「愛顧」は商人や芸人、
目下の人を贔屓にして引き立てることを意味します。
良く、
「ご愛顧を賜り…」などの表現を使いますが
「ご愛顧を承り…」という表現を目にすることがあります。
後者の「ご愛顧を承り…」は誤った使い方ですので注意しましょう。
使うべき相手への正しい言葉は、
やはり印象が良いものです。
ビジネス用語を正しく身につけて、
気持ち良く相手とコミュニケーションを取りましょう。
和食を楽しむ料亭の女将は、新入社員のあなたを応援いたします。