大垣の料亭助六のちかげ女将です
一泊二日の助六、研修旅行で箱根方面に行って参りました。
道中、熱海を通りました。
昔は100万ドルの夜景が今は25万ドルにダウンしているようです。
運転手さんに聞くと、つぶれた温泉旅館は、伊東園グループ、大江戸温泉グループ、
星野リゾートなどに買い取られているようです。
昔、祖父が熱海が大好きで「大野屋」によく泊まりに連れてきてくれました。
「大野屋」のローマ風呂が大好きで大喜びしたことを思い出しました。
看板を見かけて懐かしかったです。今は伊藤園グループが経営しているようです。
本日の宿泊は湯河原温泉、昔は有名な旅館で期待をして出掛けたのですが、2年前に
北海道の会社のグループに買い取られたようで、期待外れなことが多くありました。
今は、名前を変えず経営者が変わった旅館が多くあります。
旅館経営のデメリット
①敷地が広く固定資産がかかりすぎる。
②敷地が広く人件費がかかりすぎる
③巨額の設備投資が必要
④時代の流れで団体旅行が少なくなった
⑤人はプライベートを好む様になりました。
つぶれた旅館を安く買い取り再生してお値打ちな値段で稼働率を上げる。
これにつきると思います。
料亭も旅館と一緒で維持していくことは並大抵ではございません。
料亭の女将は日本の伝統を微力ながら守っていきます。