大垣の料亭助六のちかげ女将です
まだまだ暑い日が続きますね。青菜類が少なくなる真夏に旬を迎えるモロヘイヤは、アラビア語で「王様の食べる野菜」を意味しております。
栄養価が非常に高い野菜として有名なモロヘイヤはミネラルやビタミンを豊富に含んでいるので、外食やインスタント食品が多い現代人にはオススメの野菜だといえます。モロヘイヤは、老化の原因である活性酵素の働きを抑える効果のあるカロチンの含有量が野菜の中ではトップクラス。細胞の老化を遅らせて、血管や粘膜を丈夫にしてくれます。
▲酢物 モロヘイヤおひたし
ビタミンの中でもビタミンCは、モロヘイヤに多く含まれている鉄分の吸収を助ける効果があるので、貧血、めまい、息切れなどの若い女性に多い症状の改善に役立ちます。その他にも、さまざまな栄養をモロヘイヤはバランス良く含んでいます。毎日食べれば、便秘の改善、美肌など女性にうれしい効果も期待できます。
はるか遠い古代エジプトの時代から栽培されている歴史ある野菜で、絶世の美女クレオパトラも毎日食していたと言われる元祖「美肌食」なのですよ。