大垣の料亭助六のちかげ女将です
和食のマナーの続きです。前回はお箸の話をいたしましたね。
では、食べ進める中でのお作法や食べ方についての説明です。
・お茶碗やお椀は手に持って食べましょう。逆に、刺身や焼き魚、揚げ物の皿は手に持って食べてはいけません。
・お椀を開けるときは左手をお椀に添え、右手でふたを時計回りに回して開けます。蓋を斜めに傾け、裏側の水滴を椀に落とします。
・右にある物を取る時は右手で、左にある物は左手でとります。お膳の上を腕が覆うような逆の取り方は、「袖越し」いってマナー違反です。
・大皿から料理を取る時、自分の取り皿に移さず直接口に運ぶのは、「膳越し」といってマナー違反です。
・まだ前の料理を食べている途中で次の料理が出てきたときは、次の料理を食べ始めてもかまいません。
・椀汁やご飯のおかわりを受けたときには、テ-ブルの上に一度置いてからいただきます。
・茶碗や椀を持ったまま香の物を食べたり、ご飯の上に香の物をのせて食べてはいけません。
お魚、煮物、天ぷらと、細かく食べ方を説明したいのですが、なかなか大変ですね。
特に尾頭付きのお魚をきれいに食べるのが苦手、という方は多いでしょう。
いずれ丁寧に説明したいと思いますが、まずは全体の基本の動作を覚えておきましょう。
料亭の女将はあなたに合わせたマナー講座を開くことができます。
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