一月も半ばが過ぎ、「大寒」を迎えます。
今年の大寒は明日の1月20日です。
大寒をご存知ですか?
読んで字のごとく、「大きい」に「寒い」と書き、
一年の中で一番寒い日とされています。
1月5日の小寒から、立春までの30日間を「寒の内」と呼び、
大寒はその丁度真ん中に当たります。
この時期は寒さを利用して、
凍り豆腐や寒天、酒、味噌、醤油などを仕込む時期でもあります。
気温が低いこの時期の水は、雑菌が少ないとされており、
長期保存に必要な仕込みには、大寒の時期の水が使われます。
また、寒さに耐えるために全国各地で様々な行事が行われます。
ニュースなどでよく取り上げられていますが、
氷点下の気温の中、ふんどし一枚などで川や海に入る人の姿を目にすることがあるかと思います。
あれは寒稽古や寒修行と呼ばれる神事です。
外気温がとても冷えておりますので、
身体の冷えや風邪にご注意下さいね。
和食を楽しむ料亭の女将はこの時期に家庭でも味噌を仕込みます。