大垣の料亭助六のちかげ女将です
南米ペルーが原産。爽やかな酸っぱさと、独特の甘みが特徴なフルーツほおづき。
日本で昔から栽培されているほおずきは六角形の赤い袋の中に赤い実が成ります。真っ赤に熟した実はミニトマトのようにも見えるますが、かじってみると渋くてとても食べられるものではありません。漢方薬としても利用されていますが、ほとんどは観賞用です。
ですが、フルーツほおずきは何とも言えない独特で濃厚な甘酸っぱさがあります。英語名は「Cape Gooseberry」ですが、名前の中にある「ベリー」に似た味で、トロピカルフルーツ系の味がします。糖度はなんとりんご、いちご、桃、メロンと同じくらいの13~16度です。9月中旬過ぎ、収穫も最後の頃になると実はオレンジ色に近くなり、糖度はもっと高くなるそうですよ。
そして、面白いのがフルーツほおづきはナス科に属しているということです。
また、ビタミンが豊富で南米では薬用として古くから用いられているようです。ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの他、健康に良いとされるビタミンB群のイノシトールが多く含まれています。
見た目の可愛さだけでなく、美味しくて栄養豊富なフルーツほおづきを是非助六で味わってください。
料亭の女将が夏を感じる、いちごと同じくらい甘い○○はナスの仲間です。
2014.7.24