大垣の料亭助六のちかげ女将です
最近は咳の出る風邪が流行っていたり、東京ではついにインフルエンザが流行し始めました。
いよいよこの週末からは雪も降るようで、忙しい年末を前に一段と体調管理が必要になってきます。
先日私の健康維持に欠かせない黒ニンニクとキウイフルーツを紹介しましたが、今日は実際に「ちょっと体調がすぐれないな」という風邪のひき始めなどに、簡単に家庭でできる治療法をご紹介します。
風邪はウイルスなので、実際にひいてしまった後は症状を改善させる対処法がメインになります。
本格的に風邪をひかないよう、とにかく体温を上げて免疫力を高めることが何より大事です。
①厚めの服を着たり、寝るときの布団や毛布を多くして体を温めます。
②熱めのお風呂にさっと入り、体を温めます。湯冷めしないように注意しましょう。
③張るカイロを首のすぐ下、背中の上部に張る。風門という、東洋医学ではここから風邪の邪気が入るといわれるツボらしいです。服の上から張り、じっとりと汗をかくように温めます。
④体を温める食事を摂りましょう。
・しょうが…新陳代謝を高める、発汗作用、解毒作用、鎮咳作用などがあります。生姜湯はスーパーやコンビニでも手に入るので簡単に飲めますよ。
・根菜(玉ねぎ、大根、人参、ゴボウ、カブなど)…お味噌汁に入れたり、うどんや雑炊の具にするとたべやすいですね。
・黒い食べ物(黒豆、小豆、ひじきなど)…黒に近い色をしているものは、体を温める効果があります。玄米、黒ゴマ、黒砂糖など色の濃いものの方が体を温めます。
⑤葛根湯を飲む。風邪の治療薬として市販もされている「葛根湯」は、葛(くず)の根を主成分とする漢方薬で、発汗作用があり、体の熱や腫れや痛みを抑える働きがあります。
体温を上げると同時に水分補給もしっかりしましょう。ビタミンが摂れるスポーツドリンクもオススメです。
寒気を感じるのはこれから熱が上がってくる時です。自分の体調の変化に敏感になり、早め早めの治療を心がけましょうね。
料亭の女将は本格的に風邪をひく前に治します。
【ご予約・お問い合わせ先】 TEL 0584-81-1290