大垣の料亭助六のちかげ女将です
先日、金曜日に大垣市にございます「日本総合ビジネス専門学校」で「和のおもてなし」と題して講演をさせて頂きました。
去年に続き2回目でしたので、復習を兼ねたバージョンアップしたマナー講座を致しました。
内容は、
①礼儀作法の大切さ
②和食のマナー&クイズ
③礼儀作法からまなぶ人と人との和
④おもてなしとは
と言うお話しを致しました。
去年もお目にかかった学生さんたちでしたので親しみやすく挨拶をして話を始めました。
講演は、クイズなどを取り入れて退屈しないように1時間ほど進めてまいります。
去年のアンケートにインターン生の話が良かったと書いてくれてましたので、今年もインターン生のゆりちゃんを一緒に連れていき途中に3か月の経験を話してもらいました。
講演中はクイズが自分になると答えてくれていましたが、本当に学生さんたちのためになっているのかが心配でしたのでアンケートを持っていき、講演後に記入していただきました。
なんと、
「作法が知れて良かった。」
「去年、話を聞いて内定式に作法を実践できて良かった。」
「女将のプレゼンが去年より上手くなった。」
「インターン生の話が良かった」
などと書いていただき大変嬉しかったです。
また、びっくりしたことに、”人と話をする時に何を話したらよいのかわからなかったら
「きしにたちかけし衣食住」という順序で話を持っていくと良いですよ”
と話を致しました。アンケートに
「人と話す時の話題がわかってよかった。」
「実行してみます」
などと人とコミニュケーションを取ってみますという前向きな答えを多くいただきました。
今の若い人たちは人と人とのコミニュケーションを取るのが嫌なんだと思っていましたが、
嫌なのではなく、方法がわからないのだと今回のアンケートからわかりました。
どんな順番で何を話せばよいのか、話題が途切れたらどうしたら良いのかなどと順序立てて丁寧に教えてあげるの事が必要なんだと実感いたしました。
「江戸しぐさ」と言う昔からの伝えがあります。
代表的なのは「傘かしげ」「片引き」「腰浮かせ」などの所作がありますが。
江戸の町民は「おはようございます。」とお互いが挨拶をし、「今日はお天気が良いですね」などと子供の頃から大人の話のキャチボールを見て覚え、見につけていったそうです。
今後は若い方たちに話の順序を教えて差し上げたいと思います。
世の大人たちよ、若い子達と言葉のキャチボールをしましょうよ。
若い子達はミットを持って待っています。
料亭の女将は言葉のキャッチボールを教えます。
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