先週、正しい日本語使い方のお話で、数え方の問題をお出ししました。
いかがでしたか?簡単すぎたでしょうか?
今回は料亭の女将らしく食べ物編で出題してみようと思います。
料亭の女将は正しい日本語を教えます ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
いかがでしたか?簡単すぎたでしょうか?
今回は料亭の女将らしく食べ物編で出題してみようと思います。
質問1. 羊羹(ようかん)数え方は?
A 1本
B 1棹
質問2. 烏賊(いか)の数え方は?
A 1匹 B 1杯
前回よりは難しいですか?まだまだ簡単でしょうか。
答えが合っていても「なぜそう数えるのか」まで答えるのは難しいでしょう。
知っていると話のネタにもなる豆知識として、解説までしっかり読んで下さいね。
では答え合わせをしましょう。
答え1. B 1棹
羊羹のような細長く棒状に固めた和菓子は「棹物・棹菓子」と呼ばれ、1本・2本ではなく、1棹(さお)・2棹と数えます。羊羹の他に、名古屋名物のういろうや州浜(すはま)などにも棹を用います。
切れているものは「1切れ」です
答え2. A 1杯
ただし生きているものは1匹、2匹と数え、商品となって市場に出ると1杯と数えます。「杯」という漢字は、胴の部分が丸い甕(かめ)型の容器を表しています。イカの形状も甕の形に似ていたため、 「杯」で数えられるようになったといわれます。タコも同様に数えます。
料亭の女将は正しい日本語を教えます ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
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