日本語プチ講座が好評のようですので、今日も問題を考えてみました。
「数え方」だけでも本当にいろいろあって、日本語の奥深さを感じます。
料亭の女将は正しい日本語を教えます ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
「数え方」だけでも本当にいろいろあって、日本語の奥深さを感じます。
質問1. 提灯(ちょうちん)の数え方は?
A 1張 B 1個
質問2. 写真の数え方は?
A 1枚 B 1葉
いかがでしょう。
正式な数え方と世間に定着している数え方は違っていたりします。
正式な数え方を使って指摘された時、理由が答えられなくては意味がありません。
解説まで読んでしっかり理解してくださいね。
では答え合わせをしましょう。
答え1. A 1張
お祭りなどでも見かける提灯は、1張(ひとはり)、2張(ふたはり)と数えます。その形状から連想された助数詞です。同じ型の提灯で向かい合わせ(左右対称)の絵が入ったものは「一対」と呼びます。
答え2. B 1葉
写真などの薄く平たいものを数える時には1葉、2葉(よう)と数えます。名刺やハガキ、本のページの表裏など、手のひらに隠れる程度の小さな紙切れを数える時に使います。ハガキに何か書いた状態のものを数えるとき、または配達という二次的要素が加わるときには1通と数えます。
料亭の女将は正しい日本語を教えます ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
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