大垣の料亭助六のちかげ女将です
毎年、興文中学校の2年生が職場体験に助六へ2日間来てくれます。
学生さんには私と助六の社員と一緒に助六中の掃除を手伝ってもらってます。
飲食に取って清潔は必須ですので、毎年各部屋が綺麗になるので大助かりです。
まず初めに、3階の浴室から始まります。浴槽の天井から壁、床をきれいに洗います。暑い日の浴室の水を使った清掃は楽しいものがあります。次に各部屋、天井からはたきを掛けて埃を落とし雑巾を掛け、畳の隅々までも雑巾をかけて綺麗にします。はたきの使い方、雑巾の掛け方などを教えます。8時半から3時まで昼休憩はありますが全て掃除です。彼らにとっては忍の一字だと思います。
初日の朝掃除に入る前に、なぜ掃除をするのか。掃除から何を学ぶのかを語ります。
せっかくの職場体験が掃除で終わるのはもったいないので、掃除から次のことを学んでほしいと。
1.どうしたら効率よく仕事ができるか考えて行動する。
2.人に声を掛けられたら、必ず意思表示 すなわち返事をする。
3.自ら進んで行動する
初日はなかなか返事もしてくれませんでしたが、2日目は意思表示が出てきました。
今の若者は、言われればやるんです。知らないだけで。指導者が口を酸っぱくして教えることが大事です。
たかが掃除されど掃除にしたいのです。
助六も綺麗になり、中学生にも勉強になる2日間。
最後に、「私に掃除をやってね。と言われて自分たちだけで掃除をした2日間だったら、辛くて続けれなかったと思う。私が先頭に立って一緒に掃除をしたから一生懸命、掃除ができて辛くても充実感があるのだと思う。つらいことを進んでするのがリーダの役目です。ぜひともリーダーシップを取る人になってほしい。」と思いを伝えました。
言わなくてもいいのに余分なこと間で言ってしまう私の悪い癖ですね。
助六が綺麗になり、彼達に感謝です。「ありがとう。」
料亭の女将はおせっかいです。
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