昨日は、助六のお祝いプランについてご案内させていただきましたが、
本日は、そのお祝いプランに沿って、
おめでたい食材のご紹介を致します。
まずは、鯛。
鯛は、めで「たい」にあやかって、
おめでたい食材として重宝されています。
また鯛は、神様が好む、”邪気を払う色”とされている赤色で、
姿も堂々としていて、味もすぐれていることから、
古くから、お祝いの食材として用いられてきました。
お祝い料理は見た目も大切なので、
尾と頭がついた「尾頭付き」が縁起が良いとされています。
そして海老。
鏡餅など、お正月飾りにも使われている王道の海老。
海老も、邪気を払う赤色をしています。
海老は、長く伸びた髭と、その姿から、
「腰が曲がるまで元気で丈夫」という長寿の願いを込めて、
お祝い料理に使われます。
次に小豆。
小豆は、お祝い料理だけでなく、人生儀礼や節目の料理に使われます。
小豆も、邪気を払い、厄除けの意味を持つ赤色をしています。
小豆といえば、お祝いのお席には欠かせない「お赤飯」。
古代に神様への供え物として使われていた赤米の名残から、
白米の色づけに代用したのが始まりと言われています。
最後に蛤。
婚礼には必ずといってもいいほど、でてくる「蛤のお吸い物。」
蛤もまた、昔から日本人に愛されてきたおめでたい食材です。
蛤の貝殻は、他の貝殻の大きさや形とは決して合わないことから、
他の異性とは仲良くならないという戒めを込めた食材と言われています。
いかがですか?
少しでもこれらの由来を知っていれば、
お祝いの際は、「おめでたい気持ち」がより増して、
料理も一層美味しく感じられることと思います。
岐阜 大垣で和食を楽しむ料亭は、おめでたい席でも細やかなおもてなしを心掛けています。