4月もあと数日となり、5月を迎えますが、
年月と言うのは早いものですね。
皆様は、5月の別名をご存知ですか?
旧暦5月を、「皐月(さつき)」と呼びます。
本日は、「皐月」という言葉の由来について、お話させていただきます。
「さつき」とは、この月は田植えをする時期であることから、
「早苗月(さなへつき)」と言っていたものが、
省略されたものです。
また、「サ」という言葉自体に、「田植え」という意味があるので、
「さつき」だけで「田植の月」になるとする説もあります。
旧暦では、梅雨入りから梅雨最中の季節。
「五月雨(さみだれ)」は梅雨。
「五月(さつき)晴れ」は梅雨の中休みの晴れの日のことを言うのです。
「皐月」という漢字の「皐」には、
神様に稲を捧げるという意味があり、
この漢字が当てはめられたのだと言われています。
「さつき」とは、田植えを表す言葉だったのですね。
助六をご利用頂いている皆様にお知らせです。
四季料亭助六は、5月5日は定休日とさせていただいております。
5月6日から通常営業をさせていただきます。
お間違えがございません様、お気をつけ下さいませ。
和食を楽しむ料亭の女将は、梅雨の時期に咲く紫陽花を心待ちにしています。