大垣の料亭助六のちかげ女将です。
白身魚の代表格は、冬のヒラメ、春のマダイ、夏のスズキ。
これからが旬。夏の白身魚の代表である「スズキ」。
身の質は鯛に似て、柔らかくて癖もなくあっさりとしているのが特徴的。
スズキの肉質が良くなるのが夏。
夏のスズキはよく太っていて非常に美味しいのです。
只今の時期のお造り 金目鯛 サヨリ スズキ
日本の代表的な出世魚のひとつとして有名。
スズキは成長段階を経るごとに呼び名が変わる出世魚です。
そして、その呼び名は関東と関西で異なるのをご存知でしょうか。
関東 セイゴ→フッコ→スズキ
関西 セイゴ→ハネ→スズキ
一般的に4年物以上で体長60cmを超えるものがスズキだそうです。
成長するごとに脂肪が増しより美味しくなります。
また、スズキの身は血合いがほとんどない白身ですね。
「スズキ」という和名は「すすぎ洗いしたようなきれいな身」に由来するのだとか。
釣り人の間ではシーバスと呼ばれたりもしています。
「目のビタミン」が豊富な魚。
魚の中では珍しくビタミンAが豊富なスズキ。
目に必要不可欠なロドブシンという物質を作るのに重要な働きをします。
コンタクトレンズをしていて視力が弱いわたしですが「目のビタミン」摂取に頑張ります。(笑)