本日は、「来客時の誘導とご案内」のマナーをご紹介いたします。
まず来客時は、お客様に対し、
基本的に明るく笑顔で接しましょう。
お客様を会議室等にご案内する時、
廊下や階段、エレベーターを使う場面があると思います。
まず、廊下ではお客様の2、3歩斜め前を歩き、誘導します。
そしてお客様には廊下の中央を歩いて頂きます。
歩く速度は速すぎたり遅すぎたりしないよう、お気を付けくださいね。
次に階段をご案内する際の誘導。
登りは自分がお客様の後ろに付きます。
下りは自分が先に降ります。
エレベーターでは、
基本的にお客様が先に乗り、降りていただきます。
ただし「開」のボタンを押す必要がある時は、
自分が先に乗りボタンを押して、お客様に乗り降りしていただきます。
応接室にご案内する際は、
押し開きのドアの場合「お先に失礼します」と声を掛け、
ドアを開けてお客様を招き入れます。
その際ドアの後ろから体の向きをお客さまのほうに変え、
「どうぞお入り下さい」と声を掛けます。
手前開きの際は、ドアを開けて先にお客様をお通しします。
そして入室されたら、「どうぞお掛けになってお待ちください」と声を掛け、
上座の席をご案内します。
その際手の平を使い、上座の席をご案内いたしましょう。
この様にご来客時はお客様に失礼が無いよう、
正しいマナーでご案内することを心掛けましょう。
和食を楽しむ料亭の女将は美しいマナーで良い人間関係を保ちます。