残すところ、今年もあと3日となりましたね。
大掃除は順調ですか?
本日は、大掃除に欠かせないアイテム「重曹」をご紹介いたします。
重曹はアルカリ性のため油汚れ・たんぱく質汚れに効果的です。
ただ協力ではないので、専用洗剤に劣るところはありますが、
意外と万能な上に無機質で、食品にも使えるので安全・安心です。
お子様の触るようなところにも使えるので、重宝しますよ。
また、消臭効果もあるんです。
【換気扇・コンロ】
濃いめに溶いた重曹に漬け置きします。
お湯は熱いほうが良いですが、触れる程度でかまいません。
1~2時間ほど放置したあと、擦り洗いします。
漬け置きできない場所では、少しの水で溶きペースト状にし、
直接塗って時間を置き、ふき取ります。
【茶渋の付いた食器】
粉のまま振り掛け、擦り洗いすると研磨効果で汚れが落ちます。
漬け置きでも大丈夫です。
【冷蔵庫・オーブンレンジ・炊飯器などの家電】
重曹水をスプレーで噴射しながら拭き取ります。
レンジの焦げ付きなどには、ペースト状にした重曹を塗りしばらく放置し、
擦り落とします。
【浴室】
浴槽には、重曹水をスプレーし、30分ほど置いた後スポンジで擦り洗いします。
タイルや洗い場の汚れは直接粉を振り、ブラシなどで擦り洗いします。
またタイルの木目などにカビが生えている場合は重曹ペーストを塗りしばらく置き、
お酢を含ませたスポンジで擦り洗いするとよく落ちます。
桶や椅子は、まだ暖かいお風呂の残り湯に重曹を溶かし、
その中に桶や椅子を漬けておきます。
その後スポンジで洗い流します。
※ポイント
・重曹は鍋で沸騰させたお湯に重曹を混ぜながら溶かし、
火を止め冷ますと重曹が炭酸ソーダになり、
アルカリ度がアップして洗浄力が増します。(アルミ鍋は変色するためお気を付けくださいね。)
・擦りすぎると傷が付いたり塗装が剥げる恐れがあります。
・濃いめの重曹水やペースト状のものを塗ったところは、白く残ることがありますので、
さらに水で拭くと綺麗になります。
色々な用途に使える重曹水。
他の用途にも勿論お使いいただけます。
インターネットなどで調べると沢山出てきますので、
是非一度検索してみて下さいね。
和食を楽しむ料亭の女将は、毎年この時期は重曹が重宝しています。