着物は、着る人によって、
映り方や雰囲気が大きく違って見える、
奥深い「和服」です。
日本で「和服」という言葉が生まれたのは、
明治時代ですが
「着物」はもっと古くからあり、
16世紀には、「着物」という言葉が、
ヨーロッパの方に知られていたそうです。
外国語でも「着物」は「kimono」と呼ばれ、
今や世界中の方が日本の正装「着物」を知っています。
この「着物」。
冒頭にも書いた通り、
着る人によって着こなしに差があり、面白いものです。
着物を着たときに
男性ならかっこよく、
女性なら華麗にと、
粋に着こなしている人を見ると、
つい見とれてしまいませんか?
他人から見ても
”着物を粋に着こなしている”ということは、
着物がその人に、
身に付いていることのように思います。
私も着物を着る仕事をしておりますが、
何十年も、毎日自分で着物を選び、
毎日自分で着付け、
その日の着物に合う髪形や、
草履を使い分けていますが、
こうして着物を着慣れていくことが、
自分なりの粋な着こなしを見出し、
着物が身についていくということのように感じます。
着物を着るだけで、
身も心も引き締まり、
その姿は凜としていて、誇らしく思えます。
是非助六にお越しの際は、
着物に袖を通し、お越しくださいませ。
たまにはこうして日本文化に触れながら、
ゆっくりと料亭で、
美味しい和食を楽しむことも良いですね。
もしかすると、
またいつもと違う自分が発見できるかもしれません。
和食を楽しむ料亭の女将は、日本文化をこれからも大切にいたします。