さっそくですが、
本日は
「天ぷらの作法」をご紹介いたします。
天ぷらは、室町時代に日本に伝わった、
南蛮料理です。
和食の歴史の中では、
比較的新しい料理なんです。
ですが会席料理といえば、
天ぷらは定番の一品ですよね。
天ぷらは、
アツアツの状態で食べるのが「粋」です。
そして、サクサクッとした食感が好きな方は、
多いのではないでしょうか。
さて、天ぷらの作法ですが、
盛り合わせの場合は、
手前から食べるようにしましょう。
和食の盛り付けは、見た目もきれいで、
食べやすいように盛ってあるのが特徴です。
最後まで、盛り付けの山を崩さず、
食べるようにしましょう。
天ぷらについてくる塩は、
ひとつまみし、
天ぷらに軽くかけて食べるのが、
正しいマナーです。
皿の塩に直接天ぷらを付けると、
どうしても付けすぎてしまうので、
注意しましょう。
また天つゆの場合は、
一口に入る分量を、
さっとつゆにくぐらせて食べましょう。
一度に全部つゆをつけてしまうと、
衣がつゆの中で剥がれたり、
食べるとき、
つゆがポタポタ落ちてしまいがちですので、
気を付けましょう。
天ぷらを食べる際は、
マナーを守りながら、
それぞれの素材の味を楽しんで下さいね。
和食を楽しむ料亭の女将は、旬の野菜の天ぷらが大好きです。