栄養価が高く、おひたしや炒めものにしても美味しいほうれん草。
緑黄色野菜といえば、
「ほうれん草」が真っ先に思い浮かぶ方は、
多いのではないでしょうか。
ほうれん草は寒さに耐えれば耐えるほど、
栄養価が増すと言われています。
夏のものよりも冬に穫れたものは、
3倍も栄養価が増すとされています。
ほうれん草の栄養分には鉄分をはじめ、
ミネラル類、カロテン、ビタミンC、葉酸を多く含み、
造血作用があります。
体質改善や疲れやすい方にお勧めですが、
それだけでなく、消化が良く、
肌荒れ防止や風邪予防にも有効的です。
根元の赤い部分には、
骨を丈夫にするマンガンが豊富に含まれますので、
土を良く洗い落として根元まで食べましょう。
ほうれん草は、世界各地で食用とされていますが、
実は原産地はペルシャ地方とされており、
日本には、
江戸時代に伝わったと言われています。
旬は、11~1月の冬です。
この時期は色も濃く、栄養分が増して甘みがあります。
霜に当たると、甘味が増すと言われています。
冬に栄養価が高まると知ると、
ますます毎日ほうれん草が食べたくなりますね。
冬の風邪予防としても、
定期的に摂るように心がけましょう。
和食を楽しむ料亭の女将は、ほうれん草を食べてシャキッと元気に過ごします。