忘年会などで、
最後に三本締め和食をして、宴会を気持ち良く終わることってありますよね。
この三本締めですが、
「いよーお!」
パパパン、パパパン、パパパン、パン
「よっ!」
パパパン、パパパン、パパパン、パン
「もう一丁!」
パパパン、パパパン、パパパン、パン!
とやりますよね。
なぜでしょうか?
数えてみると 3、3、3で9と1ですよね。
九に一拍手で十、つまり「丸」なんです。
「丸く収まる」という意味での一種の縁起担ぎだそうです。
九は「苦」とも考えられ「苦労が丸く収まった」という意味にもなるというとのこと。
この掛け声は三回行いますが、
1回目…取り仕切っている人のため
2回目…唱和してくれる皆のため
3回目…神様のため だそう。
三本締めの音頭をとるのは行事の責任者で、
「いよ〜っ!」は祝おう
という意味があるそうです。
何気なくやっていることですが
実は奥深いんですね。
先日「チコちゃんに叱られる!」で知りましたが、
見られてた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
忘年会の締めの際は、
これを思い出して気持ち良く会を終わりたいですね。
和食を楽しむ料亭の女将は、チコちゃんの番組を毎週楽しみにしています。