数の子は、にしんの卵。
旬はにしんの産卵期に当たる3~4月ですが、
たくさんの卵をもつことから、
おめでたいと、古くからおせちに使われました。
子孫繁栄の願いがこめられた、正月らしい一品です。
語源は「かどの子」の訛りで、
ニシンをアイヌ語で「かど」と呼んでいた事の名残で
数の多さも影響し「かずのこ」になったそう。
見た目が黄金色をしている事から、
「黄色いダイヤ」とも呼ばれています。
助六の今月のお料理の【造り】では、
数の子をおもてなしいたします。
【造り】鮪といかの市松昆布巻き
鯛 数の子和え 鰤漬け 鮑
プリッとした鯛の造りに、
プチプチの数の子の食感が楽しく、
彩華やかな一品でございます。
是非、じっくりとご堪能下さいませ。
和食を楽しむ料亭の女将は、普段にも数の子が欠かせません。