2月の立春が済み、お雛様を飾る季節になりました。
雛祭りといえば昔から、雛祭りにははまぐりのお吸い物を食べると言いますが、
何故だかご存知ですか?
はまぐりをはじめとする二枚貝は、
昔はお姫様を意味していていたそう。
特に、はまぐりは二枚の貝がぴったり合って、
他のはまぐりの貝殻とは絶対に合うことがないため、
「女の美徳や幸せ」につながるとされたのです。
そのため「はまぐり」は「夫婦和合・夫婦円満」の象徴とされ、
生涯一人の人と添い遂げて幸せな人生を送りますようにと、
結婚式にも縁起物として出されています。
女の子が生まれたときには、
お雛様を購入して飾りますが、
女の子は結婚するときに誰でもお姫様となるように、
結婚まで飾るお雛様に、
その思いを込めて、はまぐりが食べられるようになったのです。
3/3の「桃の節句」は子供の健やかなる成長を願う伝統行事。
女の子のいらっしゃるご家庭は是非
お雛様を飾り、
皆んなでちらし寿司や、はまぐりを食べながら
女の子の幸せを願いましょう!
和食を楽しむ料亭の女将も、娘と雛祭りのお祝いをしたなぁとしみじみ。