4月といえば、新たに始まる季節です。
新入社員の方、おめでとうございます。
この時期は歓送迎会シーズンですが、
今はコロナ禍で食事をする回数はめっきり減っているかと思います。
特にリモートでの仕事が増え、
普段部下とのコミュニケーションを取るのが難しいこともあると思います。
そんな中で部下と食事をされる機会があった際は、
以下を気を付けられると良いと思います。
また、コロナ終息後には是非部下を誘ってコミュニケーションを深めて下さい。
まず、1番大切な心得を一つ。
それは、「上司はなるべくおごるべし!」です。
飲みニケーションは人間関係をつくるためのものです。
割り勘にするなど、部下と同じ立場に立つことは、
その後の職場での関係を考えてもあまり好ましくありません。
義務や負担を負うことが、
上下関係をきっちり固めることにつながります。
2.店選び
財布に無理のない店を選びましょう。
客層のチェックも大切です。
部下の人柄などと照らして検討するのがおすすめです。
3.注文
注文は基本的には部下に任せましょう。
旬の食材やその店のおすすめ、裏メニューなどがあるなら、それを一品注文すると大人としての奥行きを示すことができます。
また、部下は嫌いと言いにくいので、クセの強いものなど、好き嫌いが分かれる料理は避けましょう。
4.食事中
食事中は情報収集の場と心得て、部下の話をよく聞くようにしましょう。
普段は話す機会が少ない、家族や異性関係、趣味などの話を聞くことで人柄や特性をつかめば、職場でも生かすことができます。
また、自分の話ばかりするのはNGです。
部下は上司の話をさえぎりにくいので、気をつけていないと独演会になりがちです。
5.お会計
トイレに立った際などに、先に支払いを済ませておきます。
部下にお金のことを意識させないのが、最もスマートです。
総額がいくらだったかなども教える必要はありません。
6.アフターケア
部下からお礼を受けたら『楽しんでくれてなにより』『また一緒に飲みに行ける機会があると嬉しい』など、
上から目線にならないよう答えるのがよいでしょう。
お金の話をするのはNGです。
また酔った席での失言や失敗を蒸し返すのも避けましょう。
いかがでしたでしょうか。
部下との食事での心得ですが、
重要なのは上司が部下を大切にしようとする気持ちがあれば、
それは伝わるということです。
お酒を飲みながら会話をすることで、普段では話せないようなことでも話すことができる機会でもあります。
飲みニケーションに参加してもらうためには、事前の準備をしたりアフターフォローをするなど、色々と配慮することはありますが、
歓送迎会で部下との関係性を深めるために是非参考にしてもらえればと思います。
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