本日のマナー講座は、「煮魚の食べ方について」
寒い冬に、あったか~く煮込んだ煮魚、最高ですよね!
煮魚といっても色々あります。
「かれいの煮付け」や「さばの味噌煮」、「あら煮」など
器や味付けもさまざまです。
骨付きの煮魚は、骨を取るのが面倒だったりと、
苦手意識を持つ方が多いのではないでしょうか。
まず、大きな骨がついている場合は、
骨を残して骨の上の身から食べましょう。
あらかじめ包丁の切り目が入っているときは、
切り目に添って箸を入れるとすんなり取れます。
中骨などの大きな骨の付近は肉厚なので、食べやすいはずです。
次に骨の周りの身を食べていきます。
箸を使って大きな骨を身からはがし、
器の端に寄せてから食べると、骨の裏側も食べやすいですよ。
くれぐれも中骨の隙間から箸でこじあけてすくって食べたり、
魚をひっくり返したりしないよう心がけましょう。
次に小骨。
食べていくうちに、見えて目立つ小骨は箸でよけてもOKです。
食べる前に小骨を探して、身をバラバラにくずすのはタブー。
口に入った小骨を取る時に、取っている様子が丸見えになるのも
気持ちの良いものではないので、口元を隠して出しましょう。
最後に残った骨や頭は、ひとまとめにして、
上から懐紙をかぶせて隠すと良いですよ。
あまり神経質になりすぎないのも、煮魚の克服には大切です!
食べられる際は、このブログを思い出してみてくださいね。
和食を楽しむ料亭の女将のいちおし。料理長の鰤大根は格別です!