大垣の料亭助六のちかげ女将です
助六ではお料理に使用しているこだわりの食材を実際にお客様にお見せしております。
こちらは天然鮎と岐阜県産の枝豆です。一年しか生きられないことから「年魚」、爽やかな香りから「香魚」とも呼ばれる鮎。スイカのような香りは、石の上に付着した藻類を餌とするためだといわれています。鮎を捕る伝統漁法の一つ、長良川の鵜飼は岐阜の夏の風物詩として受け継がれ、1300年以上の歴史があります。
養殖も行われていますが、天然鮎は体全体が黄褐色で、胸びれの上の黄色い斑紋が鮮やかなのが特徴的。一方、養殖の鮎は頭から背にかけて脂肪がついているため、天然物に比べてやや太っており、体が青黒く、黄色い斑紋も不鮮明です。
ホテル、レストランの有名店や老舗などでの食品の偽装・不正表示などをニュースで見かけることが多くなりました。同業者として憤りを感じます。助六では○○産など全て偽りなくお客様にお伝えし、安心と安全を提供させていただいております。それだけでなく、調理前の新鮮な食材を見ること自体がお客様に喜ばれています。
料亭の女将はお客様から信頼していただけるお店を作り、守っています。