大垣の料亭助六のちかげ女将です
今が旬のズッキーニ。 原産地はアメリカからメキシコで、栽培が始まったのはヨーロッパから伝わった16世紀頃からだと言われております。日本へは戦後になってから導入されました。
きゅうりやナスの一種だと思われがちですが、実はかぼちゃの仲間なのです。見た目はきゅうりに、歯ごたえや味はナスにそっくりですよね。ズッキーニという名前も「小さなかぼちゃ」を意味しているそうです。
かぼちゃには西洋かぼちゃ、日本かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類があります。このうち、ペポかぼちゃは日本では比較的なじみが薄いですが、世界的に見ればとても重要なかぼちゃ。なんと観賞用から食用、超小型から巨大、細長いものから平べったいものまで、さまざまな形態の品種があるからです。つまり、変な面白いかぼちゃということですね。(笑)ペポかぼちゃの中でも人気が高く、有名なものがズッキーニです。
▲揚物 海老とうもろこし真丈揚 ズッキーニ
ズッキーニには、種が無く、ほのかに甘みがある為食べやすいのが特徴です。さらに、油とも相性がいいため、炒め物にしたり、煮込み料理に使っても美味しく頂けますよ。様々な料理法が可能なので、ズッキーニを食べ慣れて無い人でも、抵抗無く摂取する事が出来ます。
ちなみに、ズッキーニには、血圧を下げる効果があるカロテンが大量に含まれている為、油物を一緒に食べると油を分解して、血管の負担を減らせる効果があります。家庭菜園でもカンタンに栽培出来るズッキーニの人気は、年々上がってきているそうです。
助六では揚物にズッキーニが登場しております。是非ご賞味くださいませ。
料亭の女将はズッキーニのような意外性のある食べ物が大好物です。