本日は「筍」をご紹介いたします。
筍は、イネ科タケ亜科タケの若芽を指し、
日本や中国などで、
食材として利用されています。
一般的に、
「孟宗竹(もうそうちく)」という品種が出回っていますが、
実は、
・淡竹(はちく)
・真竹(またけ)
・根曲がり竹、
・寒山竹(かんざんちく)
と、数種類あります。
一般的に知られている孟宗竹の旬は、
3~5月ごろ。
主な産地は九州・四国・関西地方です。
筍の大きさは、
直径は10~15㎝で太く、
皮の表面には細かい産毛があり、
穂先は黄色や黄緑色を選ぶのがおススメです。
肉質は柔らかで、
ほどよい甘味があり、食べやすいです。
ちなみに、筍の内側に付いている白い粉は
「チロシン」です。
脳の活性化に効果があるといわれています。
他にも食物繊維や、
カルシウム・カリウム・ビタミン類が含まれ、
100g当たり34kcalとカロリー控えめで、
ダイエットに最適な、ヘルシーな食材です。
そんな筍は、
タケノコご飯や天ぷら、煮物、炒め物と、
さまざまな料理に美味しく使えます。
そして筍があるだけで、
春の季節らしい料理にもなる、
嬉しい食材なのです。
旬の筍を使った春らしい食卓づくりで、
家族や友人と美味しく春の味覚「筍」を、
いただきたいですね。
和食を楽しむ料亭の女将は、春らしいサクサクの筍天ぷらを、口いっぱいに頬張ります。