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会食料理では、
煮物は必ずと言っていいほど出てくる煮物。
煮物の美しい食べ方を、あなたは実践出来ていますか？
本日は、煮物の作法をご紹介いたします。
煮物は、蓋つきの椀に入って出されますよね。
まず煮物の椀は、
吸物と同じく露切りをしましょう。
蓋は水滴のついている内側を上にして、
椀の右側におきます。
煮物を食べる際は、
盛り付け順に上から食べていくと、
盛り付けが崩れず見た目も美しいです。
小ぶりの器の場合は手で持ち、
大きめの器の場合は膳に置いたまま、
懐紙や蓋で煮汁を受けながら、食べましょう。
そして、気をつけたいタブーの作法をご紹介いたします。
一度かじったものを器に戻したり、
大きいものを一口で頬張らないよう、
心がけましょう。
箸で突き刺すのもタブーです。
大きめの具材は箸で切り分け、
少しずつ食べましょう。
これが、煮物の正しい食べ方です。
正しいだけでなく見た目も美しいので、
ぜひ実践して見てくださいね。
和食を楽しむ料亭の女将は、美しい作法を日々勉強中。
