大垣の料亭助六のちかげ女将です。
料亭助六では居酒屋などでは見られないようなおもてなしを体験できます。
その一つがおしぼりです。
おしぼりが…?なんて、思われたあなたに説明いたしましょう。
おしぼりは日本文化のひとつ
ご存知でしたでしょうか。おしぼり文化は日本で生まれたそう。
江戸時代に初めて外食でおしぼりが提供されたという説があります。
当時は宿泊施設で客に桶と手ぬぐいを用意していたのだとか。
日本人が昔から綺麗好きであったことを物語っているようですね。
助六では新しいおしぼりが3回登場します
ほかほかに温められたおしぼり。
料亭助六では3回にわたり新しいおしぼりをお渡し、交換しております。
お客様が来店されお席に着いた際、焼き物をお出しした後、
そしてフルーツをお出しした後です。
おしぼりはおもてなしの心を表している
おしぼりは手を拭いて綺麗にするという衛生面だけが目的のものではありません。
例えば来店された際にお渡しするおしぼりには「助六まで来ていただきありがとうございます。」という意味が込められています。
また、お仕事が終わってからいらっしゃるお客様も多いので「お疲れ様です。」という意味合いも。
焼き物のあとには、ベタついた手を気にされるお客様のために新しいおしぼりをお渡ししているのです。
そして最後にお渡しするおしぼりは、お帰りになるまで気持ちよく過ごしていただくためです。