本日は「歓送迎会」のマナーをご紹介いたします。
これから、歓送迎会シーズンが来ますね。
もう計画を立てられている方、多く見えるかと思います。
新年度が近づくと、
新入社員の方が「配属先にどんな先輩たちがいるか」と思う一方で、
会社の先輩方も同じように「今年はどんな新人が入ってくるのだろう」と、
気になることと思います。
歓迎会の目的は、このような要望を叶えるための
お互いの自己紹介という位置づけになります。
また新入社員の方は、
これから仕事を覚えていく過程で沢山先輩にお世話になることになります。
先輩たちに多々迷惑をかけることもあるでしょう。
そのとき気持ちよくフォローしてもらえるような、
関係づくりの場としても活用したいですね。
気をつけたいマナーとしましては、
まずは座る場所。
新入社員は下座に座りましょう。
上座は基本的に先輩が座る場所。
間違えないように気を付けましょう。
そして、大切なのが挨拶です。
「今年の4月からこちらに配属になった○○ ○○と申します」
の他に
「本日は、このような歓迎会を開いていただきありがとうございます」
と感謝の言葉を添えるだけでも印象が良くなります。
挨拶の締めくくりは、
「教えてもらうことばかりで、ご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、
一生懸命頑張ります」
などポジティブな言葉で締めくくりましょう。
そして乾杯のマナーについても押さえておきましょう。
周りの方がビールで乾杯されるなら、
仮に飲めなくてもビールで乾杯するのが望ましいです。
お酒があるなしにかかわらず、その場の雰囲気に溶け込むことが重要。
そしてお酌をされたら、
お酒を飲めなくても、口をつけることが大事。
重要なのはビールを飲むことではなく、ビールをつぎ合い乾杯すること。
飲めない人は、乾杯のあと、コップに口をつけて、
その後は好きな飲み物に変えてOK。
また乾杯の時のグラスの高さは、
先輩や上司より下に下げましょう。
中にはそういった動作を気にされる方もいるので、
そうしたマナーがあることを覚えておきましょう。
乾杯が終わった後は、席が離れた人などにも軽く黙礼をして、
少し飲んだらテーブルに置きましょう。
くれぐれも一気に飲み干さないこと。
瓶ビールが置いてある場合は、
近くの席でビールが減っている方のグラスにビールをつぎ足すだけでも、
気配りが出来るなと思われます。
一段落したら、挨拶回りにも欠かさずに。
瓶ビールを抱えて、役職の上の人から順番に挨拶に回るのが基本です。
これだけでも名前を覚えてもらえるキッカケにもなります。
気持ちの良い言動が出来るだけで、
先輩に安心感を与えることができます。
さりげなくこのような気配りができるようになりたいですね。
そのために最低限のマナーを覚えておいてくださいね。
和食を楽しむ料亭の女将は、新入社員のあなたの味方です。