大垣の料亭助六のちかげ女将です。
助六のお料理も夏色に様変わりです。タイトルの「芋茎」は読めましたでしょうか。「ずいき」と読むのです。今日は煮物の中から「白ずいき」について紹介いたします。
ずいきは初夏から夏にかけて収穫されます。あっさりとした食感が特徴的で夏の食卓を彩ります。
ずいきは芋がらとも呼ばれ、里芋の葉柄部分のことです。八つ頭から採れる「赤ずいき」が一般的ですが、日が当たらないように栽培された「白ずいき」というものがあります。手間がかかり数が少ないため高級食材として和食の世界では珍重されているのです。
▲煮物 白ずいき 南瓜団子 青赤万願寺唐辛子 小芋 茄子
ずいきには色が三種類あります。赤と緑と白で、赤の「赤ずいき」や緑の「ハス芋」はよく目にすることができます。ですが、「白ずいき」は料亭などに行かないと目にすることはできない食材として知られています。是非助六にいらして、白ずいきを味わってくださいませ。シャキシャキとした涼しげな味わいを楽しめます。
料亭の女将は夏野菜の代表格「白ずいき」にヤミツキです。