昨日に引き続き、
顔合わせを行う際に知っておきたい、席次の決め方や和室でのマナーをお話ししますね。
席次
新郎の父親が最も上座(入口から一番遠い席)、 新婦本人が下座(入口に一番近い席)を基本に考えます。
しかしこれは絶対ではないので、両家とにとって失礼がないよう臨機応変に対応なさればよいでしょう。
服装
和室での服装ですが、まず靴を脱ぐことになりますので、スカートの場合はストッキングを履いてください。
正座をすることを考えて、短すぎるスカート丈はNGです。
冬でもブーツなど脱ぎにくい靴はやめておき、きれいに磨いておくとよいでしょう。
和室のマナー
お部屋を歩く時は、敷居や畳のヘリを踏まないように気を付けます。
座布団は勧められたら使って構わないのですが、挨拶は座布団から下りて行います。
立つときや座るとき、座布団を踏まないようにします。
乾杯までは正座をし、食事が始まったら足を崩してもかまいません。
正座をする機会が少ない生活の中で、長時間姿勢を崩さずにいるのは辛いですね。
特にお着物の場合、足がしびれても思うように座りなおすことができません。
助六では和室でもテーブル席や掘りごたつを用意しておりますので、必ず正座が必要になるわけではありませんよ。女性の方にもきっと喜んでいただけることでしょう。
料亭の女将は正座が苦手なあなたにぴったりのお部屋をご案内します。