本日は「ふぐ」をご紹介します。
ふぐは、高級な食材として有名な魚ですよね。
ふぐの身は、高タンパク・低カロリーで、
コラーゲンも多く含んでいて、美容にも良いんです。
ふぐは寒い時期が美味で、
旬は、11月~2月頃とされています。
特に産卵期前の2月頃は身も白子も充実していて絶品です。
そんなふぐの歴史はとても古く、
縄文時代から人々に食用にされていた記録があるそうです。
その他にも平安時代には、ふぐの名前が書物に記されていたり、
江戸時代では小林一茶や松尾芭蕉が、
ふぐを題材にしている句を多く残しています。
昔から人々に愛される食材の一つなのですね。
ふぐは、様々な調理法で美味しくいただくことが出来ます。
代表的なふぐ料理としては、
フグ刺しや鍋、雑炊、から揚げ、ヒレ酒、白子があります。
フグ刺しは、皿に綺麗に並べられた刺身に、
もみじおろしやねぎなどを乗せ、
ポン酢などに付けて食べると絶品です。
ふぐ鍋は、ふぐのだしが鍋の具材に染み出して、
上品な旨みがたっぷりです。
鍋の後には、ふぐの出汁を残さず雑炊にして頂きましょう!
お好みの味付けでお楽しみいただけますよ。
ふぐの唐揚は、香ばしく、ビールのつまみにもピッタリです。
特に美味しい部位は「嘴」です。
ゼラチン質のため、ねっとりとした食感がたまりません!
ひれ酒もまた絶品です。
ふぐのうまみ成分が酒に溶け出して、
独特の美味しさを楽しむことが出来ます。
作り方は湯呑に焼いたひれを入れて熱燗を注ぎ、
蓋をして3~5分ほどで完成です。
是非お試しください!
最後にふぐの白子。
ふぐの白子は珍味とも呼ばれる高級食材です。
ポン酢と一緒に食べると絶品です。
鍋に入れたり、湯引きや焼いたりしても美味しくいただけます。
この冬一度は旬のふぐを楽しみたいですね。
あなたの好きな調理法は何ですか?
是非、お聞かせくださいませ。
和食を楽しむ料亭の女将は、ふぐと一緒にひれ酒が欠かせません。