新年の行事の一つと言えば、
「初詣」がございます。
もう初詣に行かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。
本日は「神社の参拝」時のマナーをご紹介します。
初詣は、正月に神社やお寺、寺院に行き、
その字の通り「初めて」「詣でる」という意味です。
「詣でる」というのは、自分の意思で行くことを指します。
また初詣には、
「その一年が良い年であるように」という祈りが込められています。
初詣の時期に特に決まりはありませんが、
一般的には松の内(1/7まで)が目安とされているようです。
さて、初詣のマナーですが、
今回は、神社での参拝方法や賽銭の方法をお話しいたします。
まず、神社に入るとき、鳥居をくぐりますよね。
その際は、軽く一礼をしてお辞儀をしてくぐります。
帽子をかぶっているときは、ここで取ります。
そして、手水舎で、手や口をすすぎます。
柄杓に水をたっぷり汲み、汲み直さずに、下記の流れを行います。
まず、左右の手を清めます。
その後口を清めます。
口を清める際、柄杓に口は付けません。
そして水をもう一度左手にかけて清めます。
最後に残った水で、柄杓の柄を立て、
伝うようにして洗い流してから、元の場所に戻します。
そして、神社に参拝をします。
まず軽く一礼をします。
次に鈴があれば鈴を鳴らし、神様に自分が来たことを伝えます。
そして、お賽銭を入れましょう。
神社での参拝は、二拝二拍手一拝です。
拝とは90度の深いお辞儀のことを言います。
まず背中を伸ばし90度腰を曲げ、
二回深くお辞儀をします。
そして二拍。
二回手を打ちます。
拍手を打つのは、自分が素手であること、
何の下心もないことを、神様に証明するためのものです。
拍手の際は、両手を伸ばし手の平を併せてから、
右手の指先を少し下げます。
胸の高さで両手を肩幅程度に開いてから手を打ちます。
打った後は左右の指先は揃えます。
再び両手を合わせ、揃えて祈念を込めてから手を下ろします。
そして1拝。
また深く一礼します。
そしてまた鳥居をくぐった後、軽く一礼をして境内を出ます。
初詣で神様に願いを聞いてもらうため大切なことは、
正しい作法で参拝することです。
そして、境内に入るときは清らかな気持ちで入りましょう。
和食を楽しむ料亭の女将は、初詣に行き気持ちを新しくリセットします。