新年会まっただ中ですが、
その中でお酌をする機会が多くあると思います。
本日は「お酌の作法」をご紹介します。
会社関係の宴会の場は、
日頃仕事の場でしか接しない上司や先輩、
同僚との親睦を深めるためにコミュニケーションを取るチャンスです。
そこでスマートに周囲を気遣うことが出来ると、
相手に好印象を与えたり、
一目置かれる存在に繋がったり、それでさらに株が上がりますよね。
気を付けたいこととしては、
基本的に、同席している人のグラスが空になったままにしないのが、お酒の席のマナーです。
グラスや盃が空になっていることに気がついたら、
「お注ぎします」や「何か飲まれますか」などと声をかけましょう。
中にはお酒に弱い人や体調の悪い人などもいらっしゃいますので、
顔色や態度を観察しながら臨機応変に対応し、人それぞれのペースに合わせましょう。
お酒を注ぐ時は、「どうぞ」「お注ぎいたします」「ビールでよろしいですか?」など、
一言添えるのがよいでしょう。
また、相手にお酒を注いでいただいたら、一口飲みましょう。
お酌後すぐにテーブルにおいてしまうのは、相手の方への失礼にあたります。
飲めない方でも口を付けるだけでずいぶん印象が変わりますので、
相手の善意を素直に受け取りましょう。
お酌し、お酌されることが、
より良い人間関係を作っていくことにつながるのだと思います。
皆様も、ぜひ宴会でより良い人間関係を作ってくださいね。
和食を楽しむ料亭の女将は、部下の皆様を応援致します。